コンタクトレンズとは、眼鏡に比べて見え方が自然で、視力矯正力に優れています。
大切な目に直接入れて使用するものですので、使い方のルールをきちんと守らなければ目の病気になってしまうことも。そのためコンタクトレンズは適切な管理が必要とされる【高度管理医療機器】に指定されています。
初めて使用される方は必ず眼科医の検査と処方を受けることが大切です。
あなたの目がコンタクトレンズ装用に向いているかを判断することが第一の目的です。
ご自分の目にあったコンタクトレンズをお使いいただくためにも視力を正しく矯正し、目の形や健康状態を眼科医にきちんと確認してもらいましょう。
目に合わないレンズを長い間使用していると、近視が進んだり、視力が下がったりすることがあります。
このような状態のままレンズを使用し続けていると眼精疲労や、ドライアイ、頭痛や肩こり、アレルギーの発症の原因ともなってしまいます。
おおまかに次のような検査を行ない、コンタクトレンズを使用する方に適する処方を決定しています。
普段の目の健康状態を聞き、コンタクトレンズ装用に向いているのかチェックします。
眼圧や眼底検査、視力検査が正常かを確認し、矯正視力の検査をしてレンズの度数を確認します。
目の表面の形状(カーブ)を測定し、コンタクトレンズのカーブ(ベースカーブ)を選びます。
目の表面は涙で覆われており、涙の量や質が少ないまたは正常ではないとコンタクトレンズが使用できない場合があります。
コンタクトレンズを実際に装用し、レンズと目の相合性と装用感を確認する。
上記の様々な検査にて選ばれたコンタクトレンズを眼科医が処方し、それに基づいて購入します。
眼科医から指示された装用スケジュールをきちんと守り、少しずつ慣らしながらご使用ください。
※個人差もありますが、慣れるまでに1~2週間ほどかかります。
※終日装用では、一般的に1日12~16時間を目安とします。
コンタクトレンズは下記の場合使用してはいけない、あるいは使用できません。装用を開始する前に必ず眼科に相談し、病気の有無や環境について確認する必要があります。また、眼科医の指示や添付文書の指示をきちんと守って使用することが出来ない方もコンタクトレンズの装用に適していません。
前眼部の急性および亜急性炎症・眼感染症・ぶどう膜炎・角膜知覚減退症・眼瞼異常・角膜上皮欠損・涙液分泌量の不足(ドライアイ)・レンズ装用に影響を与える程度のアレルギー疾患・その他眼科医が装用不適と判断した疾患。
眼科医の指示に従うことができない場合・レンズを適切に使用できない場合・定期検査を受けられない場合・必要な衛生管理を行えない場合・極度に神経質でコンタクトレンズの装用に向かない場合。
常時、乾燥した生活環境にいる場合・粉塵、薬品などが目に入りやすい生活環境にいる場合。
薬剤の服用または目薬の点眼など治療を行っている場合は、その治療に必要な生活環境を含め、眼科医にご相談ください。
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